ご報告「新春手床講習会 2017年」
講習会に参加された皆さん、お疲れさまでした。
島根県から初参加の1名、大分県から何度か参加している1名(初日のみの参加)、長崎県から長年参加している2名、山口県から2名(二日目のみ1名)の参加がありました。
告知期間が短い中、お集まりいただき、ありがとうございました。
講習内容は、古い手床を補修して表替えをしました。もう少し説明すると、下記のような工程になります。
1 手床は江戸時代の筋縫い10通り。これに裏菰を畝潰しで縫い付け、締め直し。
2 頭板を新しく取り付ける。
3 以下の材料で、表替えの作業を行う。
畳表:備後の足踏機で手織りした六配中継表
畳縁:藍染めしたヘンプ100%の紡績糸を高機で手織りした麻縁
下紙:石州和紙を墨塗りしたもの
工程1の裏菰を縫い付けているところです。黄色い糸が今回の作業です。